届いたマシュマロ
「今すぐ」の中身は、今でなくてもよかった
相談者は、あるゲーム配信を見ていたリスナー。配信者をA、DMを見てと求めた人をBとして投稿した。BはAにゲームを中断させたが、送ったのはDiscordで以前話した内容に関する画像。今の配信には関係がなかったという。
Aは、今見ている人には分からないし、説明も必要になるからやめて、と笑いに変えながら注意した。それでもBには、似たことが何度かあった。
B!あなたはAEDを!
AとBが出てきたからといって救命講習ではない。ただ、「今すぐ」と言われたら、何か急ぐ理由があるのかと身構える。
もしかして配信事故したのかな?とか思っちゃうよね
配信事故なら、流れを止めて知らせた方がいい。今回は、止めて確認した先に私用の画像があった。その落差にも、相談者は引っかかったのだろう。
話に加わる連絡なら、話は違う
配信中のDMがすべて悪いわけではない。皆で話しているものの画像を送って、配信上で見せれば全員が話に加われる。配信では、そういう例も出した。
話題の流れでの要望(DM・ディスコ見て!)なら気にしないですね。その画像なりを配信上に載せることができるのであれば、他の視聴者とも共有できていいと思います。
今の話に役立ち、みんなにも見える。あるいは配信事故の知らせのように急ぐ。そのどちらかなら、呼び止める理由は分かる。
相談の画像は、AとBの間でしか文脈が通らない。Aが見れば説明が要り、ほかの視聴者はそれを待つ。「数秒だけ見て」でも、元のゲームへ戻るにはもう少し時間がかかる。問題はDMという形式より、誰のために配信を止めたかだ。
親密さを見せたい? そこは決めつけない
コメント欄では、四人組のうち三人だけが昔からの知り合いで、その三人にしか分からない話をするようなもの、というたとえが出た。残る一人は、笑うタイミングを探すしかない。
自分の一声で配信者がゲームを止めてくれる。画像そのものより、その距離の近さを見せたいのでは、という可能性も配信では話した。
ただ、Bがそう考えていた証拠はない。単にタイミングに無頓着だったのかもしれない。意図を決めなくても、視聴者が置いていかれる場面だった、とは言える。
そこまで話すと、コメント欄が実演を始めた。
ところでこよくんdmみてくれる?
ところでコヨちゃん今すぐDM見て!
教材の再現は頼んでいない。しかも確認したらDM自体が来ていなかった。呼び止める文だけが、きれいに配信へ届いた。
苦情より先に、人がいなくなる
相談のAは、すでに笑いに変えて注意している。場を壊さない対応だった、という受け止めも配信では出た。それでも繰り返されれば、見る側には負担が残る。
では、同じことが続く枠ならどうするか。リスナーに聞くと、返事は静かだった。
その人が来たら閉じます
モデしている所以外では無言で行かなくなります
大きな抗議が届くとは限らない。いつも来ていた人が、少しずつ来なくなるだけかもしれない。
こういうことでリスナーさんってフェードアウトされちゃうんだな😣勉強になります✍️
この指摘は自分の配信にも返った。簡単に追放しないというこだわりで、語気の強いコメントをする人を残していた時期がある。その間、見づらいと感じた人が黙って離れた可能性はある。目の前の一人への対応だけでは、画面の外の人数が見えない。
相談者ができること、配信者が決めること
Aの枠のルールを決めるのはAだ。見ている側がBを取り締まり始めれば、その言い争いでも配信は止まる。
相談者には、その人が来たらいったん離れる、見る頻度を下げる、つらければ見に行かない、という選択がある。関係があり、相談を受け付ける窓口があるなら、困っていることを静かに伝える手もある。ただ、処分を求めるところまでは踏み込みすぎだろう。
配信者側には、開く前に急ぎかを聞く、という案が出た。
DM見てって来たらとりあえず急ぎか聞きます
急ぎでなければ後で見る。その一言で元の話へ戻れる。
苦手な相手のコメントを見えなくする機能の話もした。すると、試す相手に選ばれたのは配信者本人だった。
ためしにこよくんでやってみる、かなしいけど
悲しみながら試さなくていい。相談者が楽に見られる方法を探していたのに、なぜ説明した人のコメントが消えるのか。
モヤモヤを感じた時点で心が狭いとは思わない。ただ、その場を一人で管理する責任まで背負わなくていい。
まとめ
配信に関係のない「今すぐDM」は、Aだけでなく、見ている人の時間も止める。相談者がモヤモヤしたのは自然だ。一方、Bの狙いまでは分からないし、Aはすでに注意していた。ここから先の運営はAが決める。
相談者にできるのは、必要なら困りごとを静かに伝え、改善しなければ自分が離れること。配信者側は急ぎかを確かめ、繰り返すなら線を引く。何も言わず見なくなる人もいる。今回の話が自分の配信にも残したのは、そこだった。