届いたマシュマロ
近づく、離れる、また近づく
相談者も配信者。相手の女性配信者は、投稿にたびたび反応し、配信で「好き」「ファンです」と言い、DMも長く続けてきたという。コラボもしたがった。
ところが、予定を空けていたコラボは当日、気分が落ち込んでいるとしてキャンセル。その後はまた一緒に遊びたいと言い、配信に来ても「なんだこのゲームか、帰るわ」と告げて去るようになった。最後はフォローを外し、相談者のDiscordからも退出した。
相談者は、予定を合わせ、気を使い、また近づかれる。その繰り返しに疲れ、TwitchとXで相手をブロックした。早く距離を置くべきだったのか、という質問だ。
ただ、文中には自分も過去に「メンヘラ製造機」と言われたことがある、と書かれていた。話はそこで少し止まる。
「製造機」の一語で、何が分かる?
私はその言葉が出てきた時、かけてないのにメガネをクイっとあげる動きをしましたよ
存在しない眼鏡まで上がるほど、気になる一語ではある。最初の投稿では、相手がどう近づいたかは詳しい。一方、相談者がDMにどう返し、どこまで親しく接していたかはほとんど分からなかった。
やれやれ、また『作っちまったな』感がある
配信でも、思わせぶりな応じ方はなかったか、とかなり踏み込んだ。ただし、そこで挙がったのは可能性だ。返信していた事実から、好意を匂わせていた事実までは作れない。
「製造機」という呼び名を外して、実際のやり取りを見た方がいい。相手の行動にも、自分の返事にも、次に調整できる距離があるかもしれない。
相手の心理より、自分が引ける線
「早めに距離を置けばよかったか」への答えは、つらくなる前に置いてよかった、だろう。ただ、どの時点で何を断れたかは、やり取りの中身で変わる。
落ち込んだと連絡が来るたび長時間つき合っていたのか、短く返していたのか。コラボも本当は負担だったのか。そこが分かれば、次は返信を減らす、誘いを断る、配信外の付き合いを限定する、といった選択ができる。
DMするの避けるとか?
相手がなぜフォローを外したかは、本人にしか分からない。そこを推理し続けても、自分の返信欄は変わらない。まず扱えるのは、次にどこまで応じるかだ。
配信中に届いた、相談者を名乗る続報
話している最中、相談者本人を名乗る追加マシュマロが届いた。本人確認はできないが、最初の投稿を補う内容だった。
投稿によれば、好意を示したつもりはない。相手から気分の落ち込みを伝えられても「了解です、また今度」と短く返し、配信でも特別扱いはしていなかったという。最初に想像した「相談者も積極的に距離を詰めていたのでは」という見立てには、ここで別の説明が加わった。
さらに、ブロックには感情的な部分もあったかもしれない、皆の意見を受けて自分の接し方も見直したい、と続いた。反論だけで終わらなかった。
さわやかな結末になった
初めてガチの解決を見た
コメント欄の「初めて」は少々厳しい。とはいえ、結論を相手の悪口にせず、次の行動へ向けたのは確かだ。
相手との関係が修復したわけではないし、ブロック自体を間違いとする必要もない。連絡を止めるために要ることもある。ここで変わったのは、相談者の説明と、それを聞いた側の読み方だった。
距離感の話は、配信の内側にも返る
この後、知り合いの配信者が来ると、その人だけに話を向けすぎていないか、という自分の配信の話にもなった。身内ノリに厳しいつもりでも、親しい相手との会話を見せる側に回れば、ほかの視聴者を置いていくことがある。
他人の距離は外から見える。自分の距離は、近づいている最中ほど見えにくい。相談者に振り返りを求めた以上、配信の内側でも同じ問いを持っておきたい。
最初の投稿だけで責任の所在を決めなかったこと、追加の説明で見立てを変えたこと。今回の配信で残ったのは、その二つだった。
まとめ
相手が何を考えてフォローを外したか、相談者の対応がどこまで影響したかは、この投稿だけでは分からない。だから「相手が悪い」「相談者が思わせぶりだった」のどちらにも決め打ちしない。
次に使えるのは、DMの長さ、コラボの約束、配信外で会う頻度など、自分が決められる境界だ。負担を感じたら早めに断り、必要ならブロックも使う。新しい説明が届いたら、最初の印象も更新する。それが今回、配信の途中で実際に起きた。